Shinyの基本的なテキスト系UIの紹介です。Shinyの導入は以下の記事を参考ください。
テキスト系UIと表示UI
テキスト系UIにはテキストボックスの「textInput」、複数行のテキストボックス「textAreaInput」、パスワードテキストボックス「passwordInput」があります。
表示UIにはテキスト表示の「textOutput」、Rコンソール内容を表示する「verbatimTextOutput」があります。表示UIへのデータ受け渡しにはテキスト受け渡しの「renderText」、コンソール内容受け渡しの「renderPrint」コマンドをsever.Rもしくはapp.Rの「function」コマンドへ記述します。
以下の実行コマンドはRStudioのRStudio Desktop 2021.09.2+382、windows 11のR version 4.1.2で確認しています。
library("shiny") ui <- fluidPage( #テキストボックス textInput(inputId = "TextBox", "からだにいいもの"), #複数行のテキストボックス, 表示行数:rowsオプション textAreaInput(inputId = "TextArea", "複数行のテキスト入力", rows = 3), #パスワードテキストボックス passwordInput(inputId = "TextPass", "パスワードテキストボックス"), #テキストボックス表示 textOutput("OutTextBox"), #複数行のテキストボックス表示 textOutput("OutTextArea"), #パスワードテキストボックス表示 textOutput("OutTextPass"), #コンソール内容を表示 verbatimTextOutput("RCode") ) server <- function(input, output) { #テキストのアウトプット output$OutTextBox <- renderText({ paste0("テキストボックス:[", input$TextBox, "]") }) #複数行のテキストボックスのアウトプット output$OutTextArea <- renderText({ paste0("複数行のテキストボックス:[", input$TextArea, "]") }) #パスワードテキストボックスのアウトプット output$OutTextPass <- renderText({ paste0("パスワードテキストボックス:[", input$TextPass, "]") }) #コンソール内容を表示 output$RCode <- renderPrint({ summary(5:15) }) } #シャイニーアプリの実行 shinyApp(ui = ui, server = server)
実行結果
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!