クロレラは食べ物で言うと、ワカメや昆布の仲間でお肉やお魚よりは植物に近いです。そのため、野菜の栄養素が多く含まれている気はしますが、よく調べてみるとビタミンCが少ないので注意が必要です。
まぁ、生鮮食品ではなく、水中で培養後に乾燥粉末に加工しているので、熱や酸素に弱いビタミンCが少ないのは想像ができます。
しかし、酸素や熱に弱いカロテンなどは多く残っているので、クロレラ特有のなにか特別な構造によるものかもしれません。
例えば、ポテトチップスは高温の油で揚げているにも関わらずビタミンCを多く含む食品です。この理由は、ジャガイモのデンプンがビタミンCを熱から守っているためです。
クロレラのカロテンもジャガイモと同じく、何かの特有の成分が守っているかもしれません。調べてみましたが、クロレラに含まれる成分が他の栄養素の低下を防ぐような報告は見つかりませんでした。
でも、クロレラには水溶性ビタミンだけでなく、ビタミンDやKなどの脂溶性ビタミンが含まれていますので、もしかするとクロレラに含まれる脂質が保護しているのかなぁと想像しています。
あなたのからだにいい「食事」を考える情報となりますように。