RGoogleAnalyticsパッケージを紹介しましたが、CRANで「RGoogleAnalytics」パッケージが公開されています。今後、こちらが主となるようなので使い方を紹介します。
事前準備
https://console.developers.google.com/projectにアクセスして、プロジェクトを新規作成し「APIと認証」から「APIを見る」にAnalytics APIと入力しステータスをONにしてください。その後、「認証情報」から新しいクライアントIDをアプリケーションの種類を「インストールされているアプリケーション」で作成し、クライアントIDならびにクライアントシークレットを取得してください。なお、インストールされているアプリケーションの種類は「その他」で構いません。
パッケージのインストール
下記のコマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("RGoogleAnalytics") #新規でインストール時にエラーが起きたため、念のため実行 install.packages("httpuv")
コマンド
dimensionsとmetricsは下記のURLを参照してください。
https://developers.google.com/analytics/devguides/reporting/core/dimsmets
#パッケージの読み込み library("RGoogleAnalytics") #クライアントIDの設定 client.id <- "XXXXXX" #クライアントシークレットの設定 client.secret <- "XXXXXX" #クライアントIDおよびシークレットのトークンを取得 oauth_token <- Auth(client.id, client.secret) ###上記コマンドを実行するとURLが表示されますので、アクセスしてコードを取得しペースとしてください##### #トークンの保存、oauth_tokenファイルが保存されているでディレクトリを指定し #load("oauth_token")とすることでAuthコマンドでトークンの再取得の必要ありません。 save(oauth_token, file="oauth_token") #プロファイルの取得 GetProfiles(oauth_token) #データを取得するプロファイルidを設定 TableID <- "ga:XXXXXXXXXX" ###アクセスデータ取得の準備### #取得パラメータの設定 query.list <- Init(start.date = "2014-11-28", end.date = "2014-12-04", dimensions = "ga:date", metrics = "ga:pageviews", max.results = 1000, table.id = TableID</pre> <pre>) #Initコマンドオプションについて #start.date:データ取得開始日の設定。年年年年-月月-日日で設定。 #end.date:データ取得終了日の設定。年年年年-月月-日日で設定。 ###dimensionsとmetricsは下記のURLを参照##### ###https://developers.google.com/analytics/devguides/reporting/core/dimsmets##### #dimensions:7項目まで設定が可能。複数指定するときは"xxx, XXX, ..."と指定。 #metrics:7項目まで設定が可能。複数指定するときは"xxx, XXX, ..."と指定。 #max.results:取得するデータ数。最大10,000。 #取得パラメーターを処理 query <- QueryBuilder(query.list) #データの取得。データはデータフレームで取得されます。 AnalyticsData <- GetReportData(query, oauth_token) #XLConnectでデータをエクセルに書き出し library(XLConnect) writeWorksheetToFile("AnalyticsData.xlsx", data = AnalyticsData, sheet = "データ")
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!