グラフに周辺分布をプロットするのはなかなか手間です。ggplot2パッケージで手軽に周辺分布をプロットできる「ggExtraパッケージ」を紹介します。
紹介するVersionは0.10.0です。
パッケージのインストールと準備
インストールは下記コマンドをRで実行します。
#パッケージのインストール install.packages("ggExtra")
コマンドの紹介
周辺分布の情報があると便利なプロットとして、散布図があります。散布図を例にコマンドを紹介します。詳しくはコメントを確認してください。
#ライブラリの読み込み library("ggExtra") library("ggplot2") #TESTでデータの作成 set.seed(50) TestData <- data.frame(data1 = rnorm(500, 50, 10), data2 = runif(500, 0, 50)) #例1:プロットに折れ線でx軸に対する周辺分布を付与 PointPlot <- ggplot(TestData, aes(x = data1, y = data2)) + geom_point(color = "red") ggMarginal(PointPlot, margins = "x") #例2:プロットにヒストグラムで周辺分布を付与 ggMarginal(PointPlot, margins = "both", size = 5, type = "histogram") #例3:直接プロット ggMarginal(data = TestData, x = "data1", y = "data2")
出力例
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!