関係性の把握には散布図が非常に有効と考えています。また、散布図をインタラクティブに操作することで、思いがけない発見をすることがあります。
Plotlyライブラリでもインタラクティブなグラフを作成できますが、散布図に特化した「pairsD3」パッケージが手軽なので紹介します。
なお、作成した散布図はHTMLやshinyで出力できます。shinyの出力は更にインタラクティブです。
パッケージのインストール
#パッケージのインストール install.packages("pairsD3")
実行コマンドの紹介
pairsD3コマンドを実行すると、ブラウザが立ち上がり散布図が表示されます。RStudioはPlotビューア内に表示されます。
#ライブラリの読み込み library("pairsD3") #データの準備 TastData <- data.frame(X = runif(100), Y = runif(100), Z = runif(100)) #データのプロット pairsD3(TastData)
散布図をHTMLで出力する場合は下記コマンドを実行してください。なお、magrittrパッケージが必要です。
#magrittrパッケージが未インストールの場合は下記を実行 #install.packages("magrittr") library("magrittr") pairsD3(TastData) %>% savePairs(file = "TEST.html")
shinyで更にインタラクティブになります。是非、実行してみてください。
shinypairs(TastData)
HTMLで出力
図内をドラッグしてみてください。プロットが赤くハイライトされます。
shinyで出力
画像なので動きません。実際の動きはコマンドを実行してください。
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!