Rに初めから収録されている条件判断と繰り返し処理のコマンドです。for、if、whileなどの紹介です。
新たにパッケージを導入する必要はありません。実行コマンドはwindows 11のR version 4.1.2で確認しています。
実行コマンド
詳細はコメントを確認して下さい。
条件判断
#ifelseコマンド:ifelse(判断内容, 適合の処理, 不適合の処理) ifelse(is.character(100), "文字列です", "文字列ではありません") [1] "文字列ではありません" #入れ子も可能なif elseコマンド:if (判断内容) (適合の処理) else (不適合の処理) #{}で全体を囲むと理解しやすくなります {if (100 <= 200) "200以下の数字です" else if (200 <= 300) "300以下の数字です" else "300以下の数字しかありません"} [1] "200以下の数字しかありません" #該当内容で処理 #switchコマンド:switch(文字もしくは数字, 処理内容1, 処理内容2, ...) #文字の場合 switch("100", "10" = 3, "100" = 4, "200" = 5) [1] 4 #数字の場合 switch(4, "T", "E", "S", "T") [1] "T" #メニューで選択処理 #menuコマンド:menu(選択内容, タイトル) menu(c("a", "b", "c"), title = "テスト") テスト 1: a 2: b 3: c Selection: b [1] 2
繰り返し処理
#繰り返しの回数を範囲で指定 #forコマンド:for(forコマンドで使用される変数 in 範囲){処理内容} for(i in seq(5)){ cat(LETTERS[i]) } ABCDE #中断しない限り繰り返し処理 #breakまたはRの中断でしか処理は止まりません #repeatコマンド #文字がQになるまで処理 i <- 1 moji <- "Q" repeat{ifelse(LETTERS[(i <- i + 1)] == moji, {cat(paste0(i,"番目です。無事終了"));break}, "")} 17番目です。無事終了 #条件が満たされるまで条件を繰り返し処理 #whileコマンド:while(条件){満たされるまで処理を実行} i <- 1 while((i <- i + 1) < 100){cat(paste0(i, ","))} 2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,...
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!