UUIDはシステム上、どこかの統制がなくともユニークで重複しないIDを作成できるOpen Software Foundationが標準化した手法です。本パッケージの標準はランダム生成ということなのでバージョン4だと思います。なお、2^122通りの値が存在します。
2^122通りであれば重複しそうなので、検索してみると確率を計算した記事がありました。興味深い記事でしたので紹介します。
UUID の重複する可能性 – satosystemsの日記
http://d.hatena.ne.jp/satosystems/20140123/1390460471
satosystemsの日記では「・・・420000 京の UUID があって、ようやく重複率が 50% だということはだ、重複を考慮しなくても良いということで、重複した場合の心配をするぐらいなら、別のテストケースを追加しなよ、・・・」
とあり、まさにその通りだと思います。
もの凄く繊細な方には利用をお勧めしませんが、「100億分の1以上とされる隕石に当たり死ぬ確率」より小さい事象が気にならない方で「世界に自分だけの文字列」を手に入れ優越に浸りたい方にはぜひお勧めします。私は4つも手に入れました。なお、実行コマンドで紹介しているUUIDと重複したらお知らせください。私ととてつもない縁があるのかもしれません。
パッケージのバージョンは0.1-2。R version 3.2.1でコマンドを確認しています。
パッケージのインストール
下記コマンドを実行してください。Windowsはplot3dHiveコマンドの利用にrglパッケージが必要です。
[code language=”R”]
#パッケージのインストール
install.packages(“uuid”)
[/code]
実行コマンドの紹介
詳細はコメント、パッケージヘルプを確認してください。
[code language=”R”]
#パッケージの読み込み
library(“uuid”)
#UUIDの作成
#use.timeオプション:時刻情報を利用
#縁の確認のため8文字を空白で表示します
UUIDgenerate(use.time = TRUE)
[1] “9c8bbbc7-bcbf- -9cb2-4c6 b9ffe”
[/code]
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!