これからホームページ改良やSEOを業者へ依頼する前に
チェックするべき9項目が2014年5月12日に下記ブログ紹介されていました。
抜粋で紹介します。なお、原文はリンク先を確認下さい。チェックすることで専門家へ依頼するかの判断や依頼内容の整理に繋がり迅速な結果を得ることができると思います。このチェック項目はそうそう変わらないと思います。
Google Analyticsのコンバーション(成果の目標)を設定する
Google Analyticsのコードをhtmlに追加するだけで満足していませんか?ご存知のようにGoogle Analyticsはアクセス数やGoogle以外からの検索キーワードを表示してくれます。しかし、初期の設定のままでは流入元からのアクセス数はわかりますが、アクセスが生む成果(商品の購入数や資料の請求等)は不明です。成果の確認のためにも成果の目標を設定しましょう。流入元と成果の目標が分かれば、効果的な広告費の使い方の推測に役に立ちます。成果の目標の設定方法は下記のリンクを参考ください。
Google Analytics:目標の設定と編集
Google ウェブマスターツールへの登録
GoogleではホームページのHTML構造やホームページへのリンク状況、そしてホームページがGoogleのサーバーでどのように索引化(インデックス)されているかを調査できるウェブマスターツールが公開されています。ホームページの状況を把握するためにも登録してください。
Google ウェブマスターツール:登録ページ
ホームページのインデックス登録状況を確認する
Googleで検索する際に、『site:(インデックス状況を確認したいURLを入力する。)』とすることで簡単に確認できます。例えば、10,000ページをもつホームページであるにも関わらず、極端に少ないページ数や10,000以上のページ数が表示された場合はホームページの構造に問題があります。問題が多岐に渡るため専門家でないと解決が難しいですが、SEO業者へ相談する際には参考情報となり打ち合わせが迅速に進むはずです。
ホームページのリンク状況を確認する
リンク先にページが無いことを示す404エラーはホームページの検索順位に影響はしないと過去にGoogleより発表されています。
404 はサイトに悪影響を与えますか?
しかし、アクセス者の観点から見ると親切な状況ではありません。リンク状況を確認するツールとしてフリー版では500ページの制約があるScreaming Frog SEO SpiderとXenuがあります。
Screaming Frog SEO Spider
Xenu
両ソフトともに直感的に使用でき、メタタグ、タイトルの内容をエクセルに出力することができます。
プルキーワードの確認
インターネットは必要な情報を自分の意志で取得していくメディア(プル型メディア)であるとよく言われています。ですので、検索者の意思にマッチするキーワードがホームページに含まれていなければアクセスや成果を生むことは出来ません。検索者の意思を示すプルキーワードの検索数を取得するツールとしてGoogle広告の利用者であればGoogle AdWords キーワードプランナーやWordtrackerがあります。このプルキーワードのデータはホームページのタイトルタグへの利用だけではなく、自社の製品や製品に関連する情報をどのような観点から理解しているのかを顧客視点で理解するのに役に立ちます。
Google AdWords キーワードプランナー
Wordtracker
ホームページのタイトルタグの最適化
ブログからは過去に記述した、タイトルタグの3つのゴールデンルールが紹介されています。
Title Tags & SEO: 3 Golden Rules
記事を要約すると
① ホームページの各ページへ適切なプルキーワードを割り当てる。
② プルキーワード毎にページを作成しない。ページを過剰に細分化しない。
③ タイトルタグのセットは使い回しをしない。
④ 後はA/Bテスト等を繰り返す。
残りの3つは
以外と普通です。
重複ページは削除しましょう
優れたコンテンツを作成しましょう
SEOの手法は検索エンジンの対策で、多くはサイトやコンテンツの内容を向上させるものではありません。相談をする場合は自身が何を目標としているか正確に伝えてください。
あとはSNSや雑誌を使い世界に発信しましょう
これらチェック項目を確認しておけば、後はホームページで想いを伝えましょう。必ず成果に結びつくはずです。
ぜひ、SEO業者に依頼する前に自身のホームページやその目的とする成果を一度確認ください。以外と無料で高度なアクセス解析は可能です。少しテクニックがいりますが・・・。Rを用いたアクセス解析はこのホームページでも紹介しています。自身で作業をおこなうことで、SEO業者やウェブコンサルタントの話の理解度が進み、迅速に良い成果を得ることができると思います。また、専門家への相談は必要なくなるかもしれません。