Rでの作業はRStudioを利用するようにしています。突発的にRが落ちた場合でも、RStudioはそれまでの記録を保持していてくれる優秀なソフトです。でも、たまにサクッと全てが消えてしまいます。泡のように消えてしまいます。記録を取ることが大事です。
本パッケージは、作業ディレクトリに作業をテキスト形式のlogファイルに記録してくれます。便利なパッケージだと思います。ログファイルから作業を確認もできますので、パッケージヘルプをぜひとも確認してください。
紹介パッケージバージョンは0.2.0。windows11のR version 4.1.2で確認しています。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("luzlogr")
実行コマンド
詳細はコメント、コマンドヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み library("luzlogr") #作業ディレクトリにlogファイルを作成:openlogコマンド logfile <- openlog("test.log") #logファイルにメッセージを書き込み:printlogコマンド printlog("メッセージ") printlog(2*3) #logファイルに書き込みを終了:closelogコマンド #セッション情報を書き込む:sessionInfoオプション;TRUE/FALSE closelog(sessionInfo = TRUE)
ログファイル内容
Sat Jan 15 07:47:19 2022 Opening test.log Sat Jan 15 07:47:19 2022 メッセージ Sat Jan 15 07:47:20 2022 6 Sat Jan 15 07:47:20 2022 Closing test.log flags = 0 ------- R version 4.1.2 (2021-11-01) Platform: x86_64-w64-mingw32/x64 (64-bit) Running under: Windows 10 x64 (build 22000) Matrix products: default locale: [1] LC_COLLATE=Japanese_Japan.932 LC_CTYPE=Japanese_Japan.932 [3] LC_MONETARY=Japanese_Japan.932 LC_NUMERIC=C [5] LC_TIME=Japanese_Japan.932 attached base packages: [1] stats graphics grDevices utils datasets methods base other attached packages: [1] luzlogr_0.2.0 loaded via a namespace (and not attached): [1] compiler_4.1.2 assertthat_0.2.1 tools_4.1.2
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!