本パッケージにはランダムな2次元情報を持つポイントやクラスタの作成だけでなく、ポイント数が同じ一方のデータから他方のデータへ矢印を描写するコマンドも収録されています。何かの役に立つかもしれないので紹介します。
もちろん、作成したデータをcsvファイルで出力するコマンドも収録されています。
パッケージバージョンは1.2。実行コマンドはR version 3.2.2で確認しています。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("devtools") devtools::install_github("jakobbossek/netgen")
実行コマンド
詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み library("netgen") #ランダムな2次元情報を持つポイントの作成:generateRandomNetworkコマンド #ポイント数の設定:n.pointsオプション GRN <- generateRandomNetwork(n.points = 20, upper = 50) #内容の確認 print(GRN) #データのプロット autoplot.Network(GRN) #ランダムな2次元情報を持つクラスタの作成:generateClusteredNetworkコマンド #クラスタ数の設定:n.clusterオプション,クラスタ数の後ろにLを付ける #ポイント数の設定:n.pointsオプション,ポイント数の後ろにLを付ける #上限値の設定:upperオプション GCN <- generateClusteredNetwork(n.cluster = 2L, n.points = 20L, upper = 50) #内容の確認 print(GCN) #データのプロット autoplot.Network(GCN) #yに指定したネットワークへxに指定したネットワークから矢印を描写 #位置情報を計算:getOptimalPointMatchingコマンド pm <- getOptimalPointMatching(GRN$coordinates, GCN$coordinates) #visualizePointMatchingコマンド #ポイントは2つのネットワークのポイント数が同じことです print(visualizePointMatching(x = GRN, y = GCN, pm, highlight.longest = 2L)) #データを作業フォルダに出力:exportToFileコマンド exportToFile(GCN, "test.csv", digits = 2L) #作成したデータをdata.frameへ変換 TestDataNet <- as.data.frame(x)
出力例
・generateRandomNetworkコマンド
・generateClusteredNetworkコマンド
・visualizePointMatchingコマンド
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!