指定したカラーコードや名前のsRGB情報、彩度と明度の調整。そして、指定した段階のカラーパレットを作成するパッケージの紹介です。他のカラーパレット作成パッケージとしては「scales」が利用しやすいと思います。
参考:「scales」パッケージの紹介
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-109/
パッケージバージョンは1.4.0。実行コマンドはR version 4.2.2で確認しています。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("devtools") devtools::install_github("jonclayden/shades")
実行コマンド
詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み library("shades") #色の例 TestColor <- c("#d9bb9c", "#a87963", "#4b61ba") #カラーコードのカラースペースを取得:shadeコマンド shade(TestColor) 3 shades in sRGB space, without transparency [1] #d9bb9c #a87963 #4b61ba #カラーコードをプロット:swatchコマンド swatch(TestColor) #彩度の取得と調整:saturationコマンド #valueオプションNULLで彩度を取得 saturation(TestColor, values = NULL) [1] 0.2811060 0.4107143 0.5967742 #彩度を指定してプロット swatch(saturation(TestColor, values = 0.3)) #明度の取得と調整:brightnessコマンド #valueオプションNULLで彩度を取得 brightness(TestColor, values = NULL) [1] 0.8509804 0.6588235 0.7294118 #明度を指定してプロット swatch(brightness(TestColor, values = 1)) #指定した間隔でグラデーションを作成:gradientコマンド gradient(c("#d9bb9c", "#a87963", "#4b61ba"), steps = 8) 8 shades in sRGB space, without transparency [1] #D9BB9C #CBA88C #BD957B #AF826B #9B766F #806F88 #6668A1 #4B61BA #プロット swatch(gradient(c("#d9bb9c", "#a87963", "#4b61ba"), 8))
出力例
・swatchコマンド
・saturationコマンド
・brightnessコマンド
・gradientコマンド
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!