多変数の関係を表現するのに便利なパッケージの紹介です。基本的な利用は実行コマンドの内容で十分かと思います。他のオプションはパッケージヘルプを確認してください。
上部と下部でプロット内容を簡単に変更することができるので、オススメなパッケージです。
なお、ggplot2パッケージを利用したパッケージも参考までに紹介します。好みに合わせて使い分けしてはいかがでしょうか。
・Rで解析:多変数の関係把握に便利です!!「ggcorrplot」パッケージ
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-381/
パッケージバージョンは0.92。実行コマンドはwindows 11のR version 4.1.2で確認しています。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("corrplot")
実行コマンド
詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み library("corrplot") #相関係数の計算:statパッケージ:corコマンド #データにはdarasetsパッケージのmtcarsを使用 CorResult <- cor(mtcars, method = "pearson") #結果をプロット:corrplotコマンド #プロット内容を指定:methodオプション;"circle","square","ellipse","number", #"shade","color","pie"が指定可能 #プロット位置を指定:typeオプション;full:全面,lower:下部,upper:上部 #シンボル色を指定:colオプション corrplot(corr = CorResult, method = "ellipse", type = "upper", col = colorRampPalette(c("#a87963", "#4b61ba"))(10)) #プロットの内容を上部,下部で変更してプロット:corrplot.mixedコマンド #下部のプロット内容を指定:lower;指定内容はcorrplotコマンドと共通 #上部のプロット内容を指定:upper;指定内容はcorrplotコマンドと共通 #シンボル色を指定:colオプション corrplot.mixed(corr = CorResult, lower = "square", upper = "number", lower.col = colorRampPalette(c("#a87963", "#4b61ba"))(10), upper.col = colorRampPalette(c("#a87963", "#4b61ba"))(10))
出力例
・corrplotコマンド
・corrplot.mixedコマンド
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!