Htmlwidgetsを利用したインタラクティブな出力をhtmlファイルで保存するパッケージの紹介です。意外とhtmlでの出力に対応していないパッケージがあるのでおすすめです。iframeでファイルを埋め込むのに便利だと考えます。
・widgetframe公式サイト
https://rawgit.com/bhaskarvk/widgetframe/master/inst/examples/rmarkdown-website/index.html
紹介では公式サイトで紹介されていない「qtlcharts」パッケージで試しています。
・Rで解析:インタラクティブにデータを探索「qtlcharts」パッケージ
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-516
パッケージバージョンは0.3.1。R version 4.2.2で動作を確認しています。
パッケージのインストール
下記コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("widgetframe") #実行コマンドで利用するパッケージ install.packages("qtlcharts")
実行コマンド
詳細はコマンド、各パッケージのヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み library("widgetframe") library("qtlcharts") ###データ例の作成##### #ヒートマップ用 n <- 50 m <- 50 TestData <- matrix(rnorm(n * m), ncol = n) dimnames(TestData) <- list(paste0("ID", 1:m), sample(paste0("Test", 1:10), n, replace = TRUE)) #グループ判別用 TestGroup <- setNames(sample(1:2, m, replace = TRUE), paste0("ID", 1:m)) TEST <- iplotCorr(mat = TestData, group = TestGroup, reorder = FALSE, corr = NULL, chartOpts = NULL, digits = 5) ######## #Htmlwidgetsを作業フォルダに保存:saveWidgetframeコマンド #ファイル名を指定:fileオプション #fileオプションで指定した拡張子前の名前のフォルダ内の #index.htmlという名前のファイルは単独で動作するようです。 saveWidgetframe(widget = TEST, file = "TEST.html", selfcontained = TRUE)
出力例
左のヒートマップをクリックすると右にその地点の散布図が表示されます。もちろん、右の散布図もインタラクティブです。
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!