Rでインタラクティブなグラフ:便利なPlotlyライブラリのご紹介

Rの解析に役に立つ記事
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RのインタラクティブなグラフのライブラリとしてGoogleVisをご紹介しましたが、グラフ描写のデータを用意するのが少し手間で自由度がいまいちでした。新しいインタラクティブなグラフの作成方法がないか調べたところ、自由度が高いggplot2パッケージを利用できる「Plotlyライブラリ」がありましたので紹介します。

この、Plotlyライブラリはかなり便利です。個人的に、ggvisパッケージよりもインタラクティブだと思います。


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Plotlyへのアカウント登録

Plotly: https://plot.ly/

Plotlyはウェブ上でデータを図式化し配信ができるサービスです。他のクラウドサービス同様、データや図の公開は制限を設定できます。また、ブラウザ上で拡大や縮小、データを確認することができます。上記リンクより、アカウントを登録してユーザー名とAPIKeyを取得してください。

Plotlyライブラリの導入

下記コードを実行することで導入することができます。なお、関連パッケージとしてggplot2が自動で導入されます。エラー担った場合は再度実行してください。

[code language=”R”]
 install.packages(“devtools”)
 library(“devtools”)
 install_github(“ropensci/plotly”)
[/code]


コードの実行

紹介するコードは公式ページで紹介されていたggplot2パッケージとの連携となります。公式ページでは色々なサンプルや世界中で作成されたグラフのコードを確認できますので是非参考にしてください。

なお、コード内set_credentials_fileコマンドにはユーザー名とAPIKeyを入力してください。

[code language=”R”]
 library(plotly)

#plotlyへのアクセス設定。ユーザー登録をし、plotlyのサイトで取得したusernameとkeyを入力してください。
py

実行結果

コード実行後に表示されるグラフの右下「Embed Code」をクリックすることで、ウェブ埋め込み用のコードを取得できます。グラフをいろいろいじってみてください。


Plotlyの凄いところ

Plotlyの凄いところはグラフのコードが公開されていることだと思います。コードが公開されていますので、オリジナルデータからRで簡単に再現することができます。解析のアウトプットで困っている方におすすめなサイトです。ぜひお試しを。下のグラフはPlotlyのサイトで公開されているものです。ヒートマップに使えるかも。


少しでも、ウェブや実験の解析が楽になりますように!!
もし、不明点がありましたらこちらからお問い合わせください。

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