レーダーチャートの作成に便利なfmsbパッケージをご紹介します。
なお、ggplot2パッケージでもレーダーチャートが作成できます。ggplot2に慣れている方にオススメのパッケージです。
・Rで解析:ggplot2でレーダーチャート「ggradar」パッケージ
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-422/
パッケージバージョンは0.7.2。実行コマンドはwindows 11のR version 4.1.2で確認しています。
「fmsb」パッケージの導入
下記コードを実行することで導入することができます。
参考URL: http://minato.sip21c.org/msb/
#パッケージのインストール install.packages("fmsb")
レーダーチャートの描写
レーダーチャートに必要なデータですが、1列目は各指標の最大値、2列目は最小値を入力します。実際にプロットするデータは3列目以降となります。詳細は下記コード内を確認ください。
#ライブラリの読み込み library("fmsb") #最大、最小データの準備 maxmin <- data.frame( total = c(5, 1), phys = c(15, 3), psycho = c(3, 0), social = c(5, 1), env = c(5, 1)) #描写データの準備 RNGkind("Mersenne-Twister") set.seed(123) dat <- data.frame( total = runif(3, 1, 5), phys = rnorm(3, 10, 2), psycho = c(0.5, NA, 3), social = runif(3, 1, 5), env = c(5, 2.5, 4)) dat <- rbind(maxmin, dat) #データの結合 #ラベルの設定,データの行名を取得 VLabel <- colnames(dat) ####radarchartの設定##### #centerzero = TRUEで中心が0 #axistype:軸基準設定,0:無し, 1:割合, 2:実数, 3:割合,実数, 4:最大を1, 5:最大を1,実数 #seg:分割数 #plty:線の種類 #vlcex:ラベルの大きさ radarchart(dat, axistype = 2, seg = 5, plty = 1, vlcex = 1.5, centerzero = TRUE, vlabels = VLabel, title = "(axis=1, 5 segments, with specified vlabels)")
出力例
少しでも、ウェブや実験の解析が楽になりますように!!
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