SearchConsoleのデータを取得し、HTMLファイルに出力する例を紹介します。最近、使い始めたmarkdownですが「非常に便利です」。ハマっています。先日、RStudioを利用したmarkdownを紹介しました。今回は、「knitr」パッケージを利用しています。
「knitr」パッケージは、かなり奥が深いので改めて、後日紹介したいと思います。
サーチコンソールのデータ取得には「searchConsoleR」パッケージを使用しています。RStudioを利用したmarkdownの紹介と合わせて内容を確認してください。
・Google Search Consoleを操作!「searchConsoleR」パッケージ
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-215/
・Rで解析:RStudioを使ったmarkdownでGoogleAnalytics!
https://www.karada-good.net/analyticsr/r-228/
紹介コマンドはR version 3.2.2で確認しています。
markdownコマンドの紹介
「knitr」パッケージやRStudioではmarkdownコマンドが記述された、拡張子「Rmd」のファイルを読み込み結果を出力します。markdownの記述は非常にシンプルです。
serchConsoleMark
--- title: "searchConsoleRパッケージとの組み合わせ" author: "KARADA-GOOD" date: "2015年9月7日" output: html_document: default header-includes: - \usepackage{zxjatype} - \setjamainfont{HiraKakuProN-W3} --- ```{r, global_options, include = FALSE} knitr::opts_chunk$set(fig.width = 12, fig.height = 8, fig.path = 'Figs/', include = TRUE, echo = FALSE, warning = FALSE, message = FALSE) ``` ```{r, echo = FALSE, include = TRUE, results = "hide"} #パッケージの読み込み library("searchConsoleR") library("googleAuthR") #取得期間の指定 #実行日の前日 EndData <- (Sys.Date() -1) #実行日の前日から31日前 StartData <- EndData - 31 #グーグルアカウントの許可 #実行するとウェブブラウザが起動します gar_auth() #データの取得 #siteURLは自身が管理しているデータを取得したいサイトに変更してください GetData <- search_analytics(siteURL = "https://www.karada-good.net/", startDate = StartData, endDate = EndData, dimensions = c("query", "page", "device"), searchType = "web", rowLimit = 5000) #クリック数Top20を抽出 #impressionsはGetData[, 5],ctrはGetData[, 6] GetData <- xtable(head(GetData[order(GetData[, 4], decreasing = TRUE),], n = 20)) #データの整形 colnames(GetData) <- c("クエリ", "ページ", "デバイス", "クリック数", "表示回数", "CTR (%)", "掲載順位") GetData[, 6] <- round(GetData[, 6]*100, 2) GetData[, 7] <- round(GetData[, 7], 2) ``` 「searchConsoleRパッケージ」で取得した`r StartData`から`r EndData`の情報です。 --- ### 結果です。 ```{r, result = "asis"} kable(GetData) ```
実行コマンド
RStudioが導入済みの環境だと動くと思います。エラーが出た場合は、内容に従い追加のパッケージなどをインストールしてください。詳細は紹介記事、コマンド、パッケージヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み library("knitr") library("tcltk") #serchConsoleMark.Rmdの保存場所を指定 setwd(paste(as.character(tkchooseDirectory(title = "保存場所を選択"), sep = "", collapse =""))) #serchConsoleMark.RmdをHTMLに変換 knit2html("serchConsoleMark.Rmd") #結果をブラウザに表示 browseURL("serchConsoleMark.html")
出力結果
Rの記事がアニメの記事に負けてます。唯一「r テキストマイニング」が奮闘しています。それにしても「例のヒモ」で話題をさらった「ダンまち」は人気です。2期は放送しないのでしょうか。
以下はHTMLの出力結果です。iframeタグを使用して埋め込んでいます。リンク先もフレーム内で表示されます。フレーム表示を希望しない場合は下記URLリンクから確認してください。
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!