密度がわかるbeanplotを描写できるbeanplotパッケージを紹介します。データの密度を確認せずboxplotで済ませてします方も多いかと思います。一度、beanplotパッケージでデータをプロットしてみてください。きっと新たな発見があるはずです。
「beanplot」パッケージの導入
下記コードを実行することで導入することができます。
参考URL: http://cran.r-project.org/web/packages/beanplot/vignettes/beanplot.pdf
install.packages("beanplot")
beanplotの描写
正規分布と一様分布のデータをbeanplotとboxplotで描写するコードです。意外と図に日本語を使う方が多いので文字化け防止にちょっとした工夫をしています。ご参考までに。
注意:beanplot初期設定では群毎の平均を実践バーで描写します。boxplotと合わせるように下記コードではbeanlinesをmedianに変更しています。
#パッケージの読み込み library("beanplot") #データの準備 a <- rnorm(100) #正規分布 b <- runif(100) #一様分布 #図の描写 #日本語を使い方向け #文字化け防止,MACの方はこのまま。Windowsの方はfamilyをJapan1GothicBBBに変更 #文字の種類は完全に好みです。?parで使用できる文字を確認してください。 par(mfrow = c(1,2), family = "HiraMinProN-W3") #注意!beanplot初期設定では群毎の平均を実践バーで描写します。 beanplot(data.frame("正規分布" = a, "一様分布" = b), beanlines = "median", col = "red", ylim = c(-3.5, 3.5), main = "BeanPlot") boxplot(data.frame("正規分布" = a, "一様分布" = b), col = "blue", ylim = c(-3.5, 3.5), main = "BoxPlot")
出力例
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!