データを操作しているうちに、数字から文字に変わってしまう場合があります。解決方法には、たまにstrコマンドでデータ構造を確認し、as.integerコマンドで変換するのが近道です。
その他に、文字データを数字として認識するtype.convertコマンドの利用があります。type.convertコマンドは欠損値の文字列を指定する「na.string」オプションがあることが特徴です。as.integerでエラーが出る場合などに使用してみてはいかがでしょうか。
実行コマンドはR version 4.2.2で確認しています。
実行コマンド
詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。
#数字を文字列で保存 ChaTest <- c("1", "2", "3") #クラスの確認 class(ChaTest) [1] "character" #計算,もちろんエラー ChaTest[1] + ChaTest[2] ChaTest[1] + ChaTest[2] でエラー: 二項演算子の引数が数値ではありません #計算,もちろんエラー sum(ChaTest) sum(ChaTest) でエラー: 引数 'type' (character) が不正です #type.convertコマンドを使用 #数字を表す文字列を数値として認識 class(type.convert(ChaTest)) [1] "integer" #計算,正しい答えを取得 type.convert(ChaTest[1]) + type.convert(ChaTest[2]) [1] 3 #計算できます sum(type.convert(ChaTest)) [1] 6
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!