意外と忘れがちな小数点の切り捨て・上げに関するコマンドの紹介です。何かの参考となればと思います。
実行コマンドはR version 4.2.1で確認しています。
実行コマンド
詳細はコメント、コマンドのヘルプを確認してください。
#roundコマンド #digitsオプションで指定した桁で四捨五入 round(11.12345, digits = 4) [1] 11.1235 #ceilingコマンド #指定した値(整数部分)未満にならない最小の整数 ceiling(11.000001) [1] 12 #floorコマンド #指定した値(整数部分)を超えない最大の整数 floor(11.000001) [1] 11 #truncコマンド #小数点部分を切り捨て trunc(11.11111) [1] 11 #formatコマンド #桁数を指定:nsmallオプション format(11.000001, nsmall = 3) [1] "11.000" #おまけ #string::str_padコマンドを使用する #頭に0を追加して揃える:padオプションで頭に追加する内容を指定する #tidyverseパッケージがなければインストール if(!require("tidyverse", quietly = TRUE)){ install.packages("tidyverse");require("tidyverse") } 11 %>% str_pad(4, pad = 0) [1] "0011" #少数点以下に0を追加 #例では小数点以下を4桁にする #切上げにならない場合があるので注意 sprintf(11.10005, fmt = '%#.4f') [1] "11.1000"
便利なパッケージと書式設定例の紹介
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!