GitHubのcolorpileに収録されているカラーパレットを利用するパッケージの紹介です。
・colorpile
https://github.com/ropenscilabs/colorpile
本パッケージの「colorpile_palette」コマンドは興味深いです。実行で得られるclassはclosureです。closureの内容はfunctionとなります。使い勝手が良いclassなので「colorpile_palette」コマンドの内容を読み解くのも面白いかもしれません。
パッケージバージョンは0.1.0。実行コマンドはR version 4.2.2で確認しています。
パッケージのインストール
下記、コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("devtools") devtools::install_github("ropenscilabs/colorpiler")
実行コマンド
詳細はコメント、パッケージのヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み library("colorpiler") #カラーパレット表示に「scales」パッケージを利用 #install.packages("scales") library("scales") #パレットデータを取得:colorpile_metadataコマンド PaletData <- colorpile_metadata() #確認 head(PaletData) #登録情報でパレット名を検索:search_colorpileコマンド #"diverging","qualitative","sequential"のオプションが利用可能 search_colorpile(type = "sequential") [1] "Blues" "BuGn" "BuPu" "GnBu" "Greens" "Greys" "Oranges" "OrRd" [9] "PuBu" "PuBuGn" "PuRd" "Purples" "RdPu" "Reds" "YlGn" "YlGnBu" [17] "YlOrBr" "YlOrRd" #パレット名からカラーコードを取得:colorpile_paletteコマンド #結果はclosure classでオプションとしてnum_valuesが設定されています #出力するカラーコードのを指定:num_values;初期値max #結果は省略 colorpile_palette("Blues") #全typのカラーパレットをプロット ColCode <- NULL ColType <- c("diverging", "qualitative", "sequential") for(m in 1:3){ SearchPal <- search_colorpile(type = ColType[1]) for(i in seq(SearchPal)){ ColCode <- c(ColCode, colorpile_palette(SearchPal[i])()) } show_col(ColCode, labels = FALSE) }
出力例
・colorpile_palette:type = diverging
・colorpile_palette:type = qualitative
colorpile_palette:type = sequential
少しでも、あなたのウェブや実験の解析が楽になりますように!!