ggplot2で連続してグラフを作成し、作業フォルダにPDFで保存する例を紹介します。ggplot2パッケージを含む「tidyverse」パッケージを利用します。 紹介で使用しているデータはパッケージに付属しているdiamondsです。
連続で同じ体裁のグラフを作成するときに役に立つ小技だと思います。
tidyverseのバージョンは1.3.1。windows 11のR version 4.1.2で動作を確認しています。
パッケージのインストール
下記コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("tidyverse")
実行コマンドの紹介
ポイントは「tidyverse」パッケージに含まれる「purrr」パッケージのimapコマンドを使用することだと思います。非常に少ないコードで目的の作業が可能です。
#パッケージの読み込み library("tidyverse") #データの準備 PlotFig <- diamonds %>% select(cut, carat, clarity) %>% mutate(cut = factor(cut)) %>% split(.$clarity) %>% imap(~ ggplot(.x, aes(x = cut, y = carat, fill = cut)) + geom_boxplot(outlier.shape = NA) + ggtitle(.y) + guides(col = "none") + theme(axis.text.x = element_text(angle = 45, hjust = 1))) #pdf化 #作業フォルダに保存 pdf(file = paste0(str_sub(str_replace_all(Sys.Date(), "-", "."), 3), "_箱ひげ図.pdf"), paper = "a4r") print(PlotFig) dev.off()
出力例
コマンド例で出力できるPDFはこちら
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!