簡単にダイアログを使用して、リストやフォルダ、ファイルを選択可能なパッケージの紹介です。
パッケージバージョンは1.0.6.1。実行コマンドはwindows 11のR version 4.1.3で確認しています。
パッケージのインストール
下記コマンドを実行してください。
#パッケージのインストール install.packages("rChoiceDialogs")
実行コマンド
詳細はコマンド、各パッケージのヘルプを確認してください。
#パッケージの読み込み library("rChoiceDialogs") #使用環境でTclTkが利用できるか確認:canUseTclTkコマンド #TRUEで利用可能 canUseTclTk() #リストボックスを表示:rselect.listコマンド #システムに依存しない #内容を指定:choicesオプション #タイトル:titleオプション #複数選択許可:multipleオプション rselect.list(choices = c("karada", "good", "からだに", "いいもの"), title = "からだにいいもの", multiple = TRUE) #選択ディレクトリのパスをダイアログで取得:rchoose.dirコマンド #システムに依存しない #注意:作業ディレクトリの変更ではありません rchoose.dir() #選択ファイルのパスをダイアログで取得:rchoose.filesコマンド #システムに依存しない #複数選択許可:multiオプション rchoose.files(multi = TRUE) #使用環境でJavaが利用できるか確認:canUseJavaコマンド #TRUEで利用可能 canUseJava() #Java 1.5以上を利用してリストボックスを表示:jselect.listコマンド #内容を指定:choicesオプション #タイトル:titleオプション #複数選択許可:multipleオプション jselect.list(choices = c("karada", "good", "からだに", "いいもの"), title = "からだにいいもの", multiple = TRUE) #Java 1.5以上を利用して選択ディレクトリのパスをダイアログで取得:jchoose.dirコマンド #システムに依存しない #注意:作業ディレクトリの変更ではありません jchoose.dir() #Java 1.5以上を利用して選択ファイルのパスをダイアログで取得:jchoose.filesコマンド #システムに依存しない #複数選択許可:multiオプション jchoose.files(multi = TRUE)
出力例
・rselect.listコマンド
・rchoose.dirコマンド
少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!