Rで解析:ファイルやディレクトリのパスを取得したり、操作する「this.path」パッケージ

Rの解析に役に立つ記事
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ファイルやディレクトリのパスを取得したり、操作するコマンドが収録されているパッケージの紹介です。

パッケージのバージョンは2.5.0。windows 11のR version 4.4.1で確認しています。

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パッケージのインストール

下記コマンドを実行してください。

# パッケージのインストール
install.packages("this.path")

実行コマンド

詳細はコメントやコマンドヘルプを確認してください。

# パッケージの読み込み
library("this.path")

# 現在のスクリプトファイルパスを取得:this.pathコマンド
this.path()
#[1] "C:/Users/karada/Desktop/紹介内容.R"


# 現在のスクリプトファイルのディレクトリパスを取得:this.dirコマンド
this.dir()
#[1] "C:/Users/karada/Desktop"


# パスからディレクトリ,ファイルのパスを取得:dirname2,basename2コマンド
GetpPath <- this.path()
cbind(GetpPath, dirname = dirname2(GetpPath), 
      basename = basename2(GetpPath))
#      GetpPath                              dirname                  basename    
# [1,] "C:/Users/karada/Desktop/紹介内容.R" "C:/Users/karada/Desktop" "紹介内容.R"


# 取得パスを拡張子と分割:splitextコマンド
# ".gz",".bz2",".xz"の分割可否:compressionオプション;TRUE/FALSE
splitext(this.path(), compression = FALSE)
#      [,1]                             
# root "C:/Users/lkarada/Desktop/紹介内容"
# ext  ".R


# 取得パスを拡張子と分割:splitextコマンド
# ".gz",".bz2",".xz"の除外可否:compressionオプション;TRUE/FALSE
removeext(this.path(), compression = FALSE)
#      [,1]                             
# root "C:/Users/karada/Desktop/紹介内容"


# 取得パスから拡張子を取得:extコマンド
ext(this.path(), compression = FALSE)
# [1] ".R"

### こんな使い方:パスの拡張を入れ替える #####
path <- this.path()
ext(path, compression = TRUE) <- ".png"
path
# [1] "C:/Users/karada/Desktop/紹介内容.png"
#######


# パスを相対パスにする:relpathコマンド
relpath(this.path())
[1] "../Desktop/紹介内容.R"


# OSの種類を取得する:OS.typeコマンド
# OS.type

少しでも、あなたの解析が楽になりますように!!

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