「葉緑素(クロロフィル)とヘモグロビンは構造上類似しているので体内でヘモグロビンに転換されやすい」という主張を読みました。
結論から申し上げると、葉緑素(クロロフィル)はヘモグロビンにはなりません。
ネットで調べると、いかにもヘモグロビンに変換される情報が多く表示されますが科学的な証拠は無いようです。
また、構造は非常に似ていますが、ヘモグロビンと決定的に違うところは葉緑素にはフィトールというシッポがついているところだそうです。残念ながら人間にはこのフィトールを取り除く酵素は無く、どう頑張ってもクロロフィルはヘモグロビンにはならないようです。
また、クロロフィルは摂取しても構成成分であるマグネシウムのみが吸収されることがわかっています。
参考URL:http://www.chlorella.co.jp/research/knowledge/post/37/sort/1