swiftの基本的な演算子の一覧表と注意点をまとめました。
一覧表
演算子 | 例 | 説明 |
---|---|---|
+ | 変数名 = a + b | 足し算 |
- | 変数名 = a - b | 引き算 |
* | 変数名 = a * b | 掛け算 |
/ | 変数名 = a / b | 割り算 |
% | 変数名 = a % b | a / bの余り |
++ | インクリメント 変数名 = ++a プレインクリメント 変数名 = a++ | 注意点を参照 |
-- | デクリメント 変数名 = --a プレデクリメント 変数名 = a-- | 注意点を参照 |
!ERROR! A9 -> Formula Error: Unexpected operator '=' | 変数名 = a == b | 値が等しいか確認 変数の型に注意 返り値はBool型 |
=== | 変数名 = a === b | 値が型まで含めて等しいか確認 返り値はBool型 |
!= | 変数名 = a != b | 値が異なるか確認 変数の型に注意 返り値はBool型 |
!== | 変数名 = a !== b | 値が型まで含めて異なるか確認 返り値はBool型 |
>, < | 変数名 = a > b, 変数名 = a < b | 大きい、小さい |
>=, <= | 変数名 = a >= b, 変数名 = a <= b | 以上、以下 |
条件式 ? TRUEの場合実行 : FALSEの場合実行 | a == 3 ? a : b | 注意点を参照 |
..< | for index in 1..<5 { println("\(index) 回数に5をかけると答は \(index * 5)") } | 値の範囲を指定します 最終値は含みません |
... | for index in 1...5 { println("\(index) 回数に5をかけると答は \(index * 5)") } | 値の範囲を指定します 最終値を含みます |
! | !a | 否定演算子 返り値はBool型 |
&& | a && b | 両方がtrueであればtrue 返り値はBool型 |
|| | a || b | どちらかがyrueであればtrue 返り値はBool型 |
注意点
[code lang=”swift”]
//演算子の前後どちらかだけに空白があるとエラーになります
let test = 1+ 3
let test2 = 1 +3
//型推論で整数型Intになるので注意
let test3 = 1 + 5 / 2 //出力 3
//小数点にするには型にDoubleを指定するか、どれかの数値を小数点表示にします
let test4:Double = 1 + 5 / 2 //出力 3.5
let test5 = 2.0 * (1 / 3) //出力 0.666666666666667
//インクリメント(++)、ディクリメント(–)は変数に1を足すまたは引く演算子です
//変数の値自体が変化します
var test6 = 1
var test7 = ++test6
println(“test7の値は\(test7)”) //出力 “test7の値は2”
//変数の後ろに(++)または(–)を記述するとプレインクリメント、プレディクリメントになります
//例ではtest8にtest6の値「1」を代入後にtest6に1を足し「2」になります。
var test8 = test6++
println(“test6の値は\(test6)”) //出力 “test6の値は3”
//条件演算子
//条件式 ? TRUEの場合実行 : FALSEの場合実行
test6 != 2 ? test8 : test6 //順番に記述した場合出力は2になります
[/code]