文字に関するシンタックス


・文字をイタリックにする「*」。

記述例; *イタリック*

出力;イタリック


・文字を太字にする「**」。

記述例; **太文字**

出力; 太文字


・シンタックスを実行しない「```」。

記述例; **太文字**

出力;


・エスケープ文字を表示する「\」。

記述例; \\ \{ \}

出力; \ { }
・改行。

記述例; 文末に半角スペースを2つ以上入力する。もしくは<br>タグを使用する。


・引用表示。

記述例; >テキスト

出力; テキスト


・リンクありのテキストにする。

記述例; [karada-good](http://karada-good.net "からだにいいこと")

出力; karada-good


見出しに関するシンタックス


シャープの数で見出しサイズが小さくなります。

・H1タグ

記述例; # 見出し1

出力;

見出し1


・H2タグ

記述例; ## 見出し2

出力;

見出し2


・H3タグ

記述例; ### 見出し3

出力;

見出し3


・H4タグ

記述例; #### 見出し4

出力;

見出し4


・H5タグ

記述例; ##### 見出し5

出力;

見出し5


・H6タグ

記述例; ###### 見出し6

出力;

見出し6

リスト表示に関するシンタックス


・順序のないリスト

記述例;

* 文字列 1
* 文字列 2
    + 文字列 2-1

出力;

  • 文字列 1
  • 文字列 2
    • 文字列 2-1


・順序のあるリスト

記述例;

1. 文字列 1
2. 文字列 2
    + 文字列 2-1

出力;

  1. 文字列 1
  2. 文字列 2
    • 文字列 2-1

Rコードのチャンクはglobal_optionsを指定することで、文章内の全Rチャンクへの指定が可能です。

・global_optionsの設定

オプション例;

  • fig.width/height;図の大きさ
  • fig.path;指定場所へ図を出力。未指定は保存しません。
  • include;文章への出力対象としない。FALSEで設定。なお、コマンドは実行されます。
  • message;出力されるメッセージの表示設定。FALSEで非表示。
  • warning;エラーメッセージの表示設定。FALSEで非表示。

[カギカッコ]内が記述例です。

[```{r, global_options, include = FALSE}   
knitr::opts_chunk$set(fig.width = 12, fig.height = 8, fig.path = 'Figs/',    
include = TRUE, echo = FALSE, warning = FALSE, message = FALSE)```]


・Rのコマンドを実行し結果を表示。

[カギカッコ]内が記述例です。

[```{r}   
summary(cars, echo = TRUE, eval = TRUE)```]

出力;

summary(cars)
##      speed           dist       
##  Min.   : 4.0   Min.   :  2.00  
##  1st Qu.:12.0   1st Qu.: 26.00  
##  Median :15.0   Median : 36.00  
##  Mean   :15.4   Mean   : 42.98  
##  3rd Qu.:19.0   3rd Qu.: 56.00  
##  Max.   :25.0   Max.   :120.00


・echoオプションをFALSEにすると「コマンドの結果」のみ出力されます。

[カギカッコ]内が記述例です。

[```{r, echo = FALSE, eval = TRUE}  
summary(cars)```]

出力;

##      speed           dist       
##  Min.   : 4.0   Min.   :  2.00  
##  1st Qu.:12.0   1st Qu.: 26.00  
##  Median :15.0   Median : 36.00  
##  Mean   :15.4   Mean   : 42.98  
##  3rd Qu.:19.0   3rd Qu.: 56.00  
##  Max.   :25.0   Max.   :120.00


・evalオプションをFALSEにするとコマンドのみ表示となります。 「なお、コマンドは実行」されません。

[カギカッコ]内が記述例です。

[```{r, echo = TRUE, eval = FALSE}  
summary(cars)```]

出力;

summary(cars)


・echo,evalオプションをFALSEにした場合。

[カギカッコ]内が記述例です。

[```{r, echo = FALSE, eval = FALSE}  
summary(cars)```]

出力;

コマンドが実行されず、何も表示されません。


・プロットの表示。

[カギカッコ]内が記述例です。

[```{r}  
plot(cars)```]

出力;

plot(cars)